自律神経失調症

自律神経失調症の患者さんは「めまいや頭痛・疲れやすさ・だるさ・睡眠障害・立ちくらみ」などに悩まされている方が多いかと思います。

自律神経失調症は小さな症状ではめまいや頭痛から始まり、中程度になれば睡眠障害や仕事への障害、さらに広がれば日常生活を営むことに困難が生じてきます。

症状は多種多様であり、天候や気候に左右される人やその時の状況によっても症状が様々であることから、ご本人も何が愁訴なのかはっきりと分かっていないケースがあります。

また見た目や外見は健常者と変わらないため、精神的および肉体的な負担があるにも関わらず、他人から同情や心配をされないことがご本人としても辛いと思われる傾向があります。自律神経失調症は、生活に困難を影響を及ぼすにも関わらず、その重大さが周りの友人や家族から理解されにくいため、本人が非常に苦しみやすい症状です。

経済的・精神的・肉体的な苦痛が三重苦として現れやすいため、非常に重大な症状であるものの、医療面ではその問題が無視されている傾向があります。

自律神経失調症の改善のためには

睡眠時間の確保
良質な睡眠の質
食生活
ストレス源からの退避

が必要ですが、上記は「補足的な要素」です。
個人で可能な範囲は個人で行うようにしてください。