過食症や拒食症の共通する要素はどちらもストレスと言われています。
拒食症の例では、かつて『カレン・カーペンターズ』という有名歌手グループの女性がいましたが、兄に言われた一言がキッカケになったことで拒食症になったと言われています。
過食症になる例としても、日々の強いストレスを受けること、または突発的なストレスからある日突然、何かを食べたくなるようなことがあります。
過食症、拒食症どちらも、大きなストレスが脳に影響することにより、高ストレス状態になることが原因の1つと考えられます。
多くのケースでは栄養が足りないから食べ過ぎるわけでもなく、体に蓄えた栄養が多いため食を拒否しているわけではありません。過食症なら「なぜか食べてしまう」、拒食症なら「なぜか食べられない」と言ったように、自分でコントロールできない状態になっています。
自律神経は小脳部分にある脳幹が重要で、こちらに非常に多くのストレスがかかると自律神経に作用します。
過食症や拒食症の場合は、まずストレスについて見直す機会が必要です。
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