社会不安障害・あがり症の方は
- 自分が失敗して恥ずかしい思いをする
- みんな自分をよく思っていないんじゃないか
などと感じることで、不安や心配を感じる傾向があります。実際に周囲の人が本人に対して悪い感情を持っていなくとも、本人がそのように思い込みやすいことが特徴で、これによって社会生活や日常生活に対して支障が出やすいです。
この社会不安障害・あがり症によって
- 緊張すると顔が赤くなる
- 汗をかく
- 動悸がする
などの症状が出ることが多く、パニック障害に症状が似ていることから混同しやすい部分があります。
この症状の辛いことは、ご本人としても人が集まる場所や密集した場所、拘束される場所に行きたくなくなるため、学校生活や仕事などでも支障が出てくることです。人生の楽しみが他の人よりも制約されてしまうため、症状以上に精神的にダメージを受けやすいでしょう。
私自身も満員電車の圧迫感が苦手で、いつも各駅停車で通勤していた時期があります。この症状をお持ちの方は様々な部分で苦労が絶えないのです。
原因としては、一般的にはドーパミン系の機能障害などが指摘されていますが、多くの方は体が非常に緊張をしています。体に緊張が走っている状態の方が多いですから、体そのものを休めることを意識されてください。
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